豪の予想外の"利上げ"今後世界はどう動くのか?

2009年10月 8日
豪の予想外の"利上げ"今後世界はどう動くのか?

 

オーストラリアが主要国で先陣を切って利上げに踏み切ったことで、世界的な景気回復に対する期待が高まっている。今後世界はどう動くのだろうか?

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は6日、政策金利を7日から0.25%引き上げ、3.25%にすると発表した。利上げは08年3月以来、約1年半ぶりとなる。

金融危機以降、20カ国・地域(G20)の中で最初に利上げに踏み切ったのは豪だった。 これまで主要国は足並みを揃えて金融緩和を続けてきたが、市場の予想より早い段階で豪が利上げを表明した。

この発表に市場も反応し、6日は高利回り資産への需要が一段と高まり、ニューヨーク外国為替市場ではドルが売られ、対ユーロで約2週間ぶりの安値をつけた。

気になる今後の動きだが、アナリストの間では同行が11月に再度利上げすることはほぼ確実としており、その後、豪の金利は緩和的な水準である4%まで徐々に引き上げられていくとの見方が強い。そうなると次に金利を引き上げる国がどこになるのか注目される。

候補として上がるのは豪と同じように景気指標が強く、また物価が豪よりも上昇気味のNZ(ニュージーランド)だが、他にも韓国中銀が近く利上げする可能性をほのめかしていることから韓国ウォンに資金が流れ込んでいる。また景気が回復してきているノルウェーやスウェーデンも次の利上げ国の候補となっている。

豪が利上げに踏み切ったことで、世界的な景気回復に対する期待が高まり、金融株や石油株などへの買いが膨らんでいるが、ただ今回の利上げは、単純に豪の景気が回復した結果ではないとの事。

世界的に利上げの流れが起こるのはまだ先とされているが、今後どういう動きを見せるのだろうか。注目を集めるだろう。

参照元
豪の予想外の利上げ 今後世界はどう動くのか

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