海を渡った"コロネ男"に聞く-日韓のコロネ

2009年10月 8日
海を渡った"コロネ男"に聞く-日韓のコロネ

 

ブルマ姿の女子が跳び箱ではなくコロネを飛んだり、お坊さんが木魚ではなくコロネを叩いたり......。日本人ならどこかで食べたことのある菓子パン「コロネ」に魅せられ、巨大コロネを用いた、斬新な写真を発表しているアーティストがいるという。

雑誌や広告などを舞台にフリーカメラマンとして活躍する、相澤心也さんその人である。

今年7月の個展『CORONATION』(IID世田谷ものづくり学校)に続き、去る9月には、ソウル市麻浦区のアートカフェ・siam(シャム)にて写真展『コロネ男、海を渡る』を開催。本人がコロネに跨り海に出発するという新作(写真上)ほか、多数の作品を披露した。

実は韓国にも、「ソラパン」という名前の、コロネによく似た渦巻状の菓子パンがあるという。「ソラ」とは韓国語でサザエのことだ。

「おもしろいことに、韓国と日本のコロネは立ち位置が似ているんですよ」と相澤さん。展示を訪れた韓国の人たちはソラパンについて、「昔はよくあったけど、最近見なくなったね」的に考えているそう。名前は違くても、日韓のコロネは非常に近い存在だったのだ。

コロネが最近、近所のパン屋に全く売っていないことに気がつき、それなら自分が宣伝しようとブランド広告のようにコロネを撮ったのが、相澤さんのコロネシリーズの始まりだ。

そんな彼が見た韓国のコロネとは? 「日本にはヤマザキのチョココロネという金字塔があり、皆これに近い味なのですが、韓国には味も形も様々な、ワイルドなコロネが多いんですよ」。 日本のコロネは5~6段巻きのものが多いと説明しながら、「韓国で4段巻きのコロネを見つけて興奮しました。」と語る。

今回の展示の反応について、「韓国の人は、写真というメディアと仲が良い印象を受けました。あまり構えたりせず、見た目のインパクトではははと笑ってくれるスピード感が心地よく。展示って、堅苦しいものでなくてもいいんだよなと思いました」と、相澤さんは話す。

コロネで日本と韓国がつながった、そんな風に思わせてくれただろう。これからもコロネが長年、多くの人に知れ渡る事を願いたい。

参照元
海を渡ったコロネ男に聞く、日韓のコロネ

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