"オタマジャクシ"尾は免疫拒絶で消える!?-新潟大チーム解明

2009年10月22日
"オタマジャクシ"尾は免疫拒絶で消える!?-新潟大チーム解明

 

オタマジャクシがカエルになる時、尾が縮んで消える新しい仕組みを、新潟大の井筒ゆみ助教(発生生物学)らが発見したというのだ!

尾が体内で「異物」と認識され免疫反応により拒絶されて消失する。生物の免疫機構の新しい役割を示した。今月、米科学アカデミー紀要で発表した。

研究チームはアフリカツメガエルの成体(カエル)にオタマジャクシの尾の皮膚を移植した。2匹は遺伝的に全く同一で、自分の皮膚を移植したのと同じなのに、拒絶反応が起きた。

同様の移植を繰り返し、カエルの体内にオタマジャクシの皮膚に対する「抗体」を作らせ、それをもとに拒絶反応を起こす「抗原」の遺伝子2種を特定。いずれもオタマジャクシの皮膚にある未知のたんぱく質だった。

2種とも、ふ化直後のオタマジャクシには存在せず、生後30日目ごろから尾だけで発現。50日目くらいに最大になり、約60日目で消えた。アフリカツメガエルは、約60日で成体になる。たんぱく質の発現期間は、オタマジャクシの尾が消える期間と一致した。

このような面白い研究結果が出たのだ。今後も新たな研究結果が出る事を思いながら、楽しみにしていたいだろう。

参照元
オタマジャクシ 尾は免疫拒絶で消える 新潟大チーム解明

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